2017年5月6日土曜日

嫁の妊娠8 ~家を東京に買うか埼玉に建てるか~


昨日、嫁の実家で恒例のBBQパーティーをしたと書いたときにも少し触れたが、その実家は埼玉の主要駅から徒歩15分ほどにあり、先代から受け継いできた土地の広さはザッと見て、150㎡ぐらいはある。

何せ、今両親が住んでいる家、おじいちゃんとおばあちゃんの家、昔おじいちゃんの仕事場だったプレハブ倉庫が建っており、車を2台置いても9人で充分にBBQパーティーが出来る駐車場兼庭もある。

そして今、嫁は妊娠5ヶ月と2週間ほど。

順調にいけば、遅くとも10月中にはジュニアが誕生する。

そうなると、今2人で住んでいる都内の1LDKではさすがに手狭になる。

そこで、スーモ、ホームズ、アットホームなど、様々なサイトで家を探している。

どうせなら都内の新築一戸建てをと、ざっくり検索してみる。

間取りは小さくても2LDKの50㎡以上。値段は4000万前後。

すると、大田区や墨田区や練馬区と記載されているものの聞いたこともない駅から徒歩20分以上だったり、バス20分乗って停留所から徒歩5分、みたいな立地になってしまった。

23区内と言っても、かなりの田舎感がある場所ばかりだった。

都心も都心で仕事をするボクらにとっては、その通勤時間はパネェ重労働になる。

そしてそういった場所だと、どうしても買い物などが不便で、車も買わなくてはならなくなる。

住宅ローン+車のローンで破産は目に見え、子育てにかけるお金がなくなるし、やっと始めたゴルフもできなくなるし、いつか行こうと思っている1人キャンプも行かずに寿命を迎えるだろう。

そこで中古一戸建ても探してみたが、4000万前後でも、なかなか適当な物件が見つからない。

次にマンション探しにシフト。

なんでも、一戸建てよりマンションのほうが今後売りに出せる可能性も高いらしく、一度住んでみて、10年か20年ごぐらいに売って若干でも儲けようかな、なんて心理も働き、探し始めた。

しかししかし。やはり高い。4000万で買おうとすると、武蔵小杉辺りまで行かないと、新築マンションは変えないし、築浅の中古マンションでも、新築とそれほど値段が変わらない。

確かに、こんなに綺麗でこんなに安いの!? みたいな物件も検索に引っかかるが、築年数が30年以上でリフォームしているだけだったりする。

あ、少し話が反れるが、調べたところ、今後関東で必ず起こると言われている地震に対応するためには、出来れば築16年以内の物件にしたほうがいい。

まず言われているのが、1981年6月の建築基準法の改正。ここでかなりの改正はされたものの、大規模地震などの影響で2000年にさらなる大幅な見直し改正が行われた。

つまり簡単に言うと、2000年に建てられたものの中にはまだ改正前の基準のものもあり、間違いなく改正後に建てられた2001年以降の家を選んだ方がいい、ということ。

今年が2017年なので築16年以内だと大丈夫と言える。

その後も軌道修正レベルで改正されてはいるが、2001年以降であればほぼ変わりはない。

さらに、2020年の東京オリンピックが家購入のキーを握っている。

東京オリンピックまでは、どうしても市場価値が上がる。上がらなくても、下がることはない。

しかし東京オリンピックが終わると、ほぼ、いや、間違いなく東京の家の値段は下がると言われており、あまり知られていないが、その恩恵を受けられる最適の時期が2022年とのこと。

しかしここで難しいのが、今ボクも嫁も30代半ば。5年後まで待ってしまうと、アラフォーになり、ローンが組みにくくなるのではないか、との懸念がある。

そもそもボクは自営業扱いなので、今ですらローンを組むのは難しい。ただ、嫁はガッチリ正社員。一時期は年収500万以上も稼いでいた。

しかし産休に入り、給料も減り、共働きするとしても、嫁名義でローンを組んだとしても35年ローンが使えるかどうかの瀬戸際。

そこで考えたのが、嫁の実家に新築一戸建てを建てるという計画。

これが考えれば考えるほどメリットが多く、目立ったデメリットは1つしかない。

通勤時間が1時間ほどになってしまうことだけだ。

嫁はもともと実家から仕事に通っていたので、慣れてしまえば昔の感覚に戻れる。

そしてボクは自営業というか自由業の作家なので、電源とWi-Fiのあるカフェさえ見つければ都内に出なくても仕事はできる。

それさえボクらがクリアできれば、メリットがすごい。

まず、両親が隣に住むことになり、子供の世話の協力をしてもらえる。

資金面でも、土地はあるので上物だけとなると、多くても2500万円ほど。

固定資産税も両親と折半すれば大した額ではない。

さらには、三女夫婦もそこに家を建てようと計画しているらしく、次女夫婦も近くに住んでいるし、何かと協力してもらえるし、みんながいて楽しい。

今後、両親が歳をとっていく中で、ボクらが面倒も見やすい。

ボクは嫁の両親が隣に住んでいようが、強いては二世帯住宅を提案されたとしても、特に億劫なコトは何もない。

都内まで1時間あれば出てこられる立地であり、テレビ業界に多い、川崎や千葉南部辺りに家を買うのと何も変わらない。

どう考えても建てるしかないと考え始めている。

2000万前後で設計し、広い新築一戸建てに住める。

そこまで売れっ子作家でもなく、一生都内の賃貸だろうな、と思っていたボクは、すごく運がいいのかもしれない。

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