2017年5月10日水曜日

ボクの趣味3 ~旨いサンドウィッチ屋を求めて~



今日は羽田空港での軽い食事に最適の場所。


GWだというのに、仕事で沖縄に行く用事があり、飛行機に乗る前の時間で腹を満たそうと案内板を見た。


やはり目が行くのは、サンドウィッチの写真。あった。3箇所。


時間もなかったので、直感で選ぶ。


Royal Deli 羽田空港店』。


ただ、こういった店は……いや、先入観はいけない。


そそくさと入店し、そこまで混んでいないのですぐに座れた。

店内はエアポートを一望できるオーシャンビューで気持ちがいい。


それはそうだ。そうじゃないと空港にある意味がない。


チャチャっとメニューを開く。素晴らしい。サンドウィッチの種類が多い。


ただ間違っていけないのは、こういった店は老若男女に対応するため種類を多くしなければならない使命がある。


つまり悲しいかな、その分、一種類にかける情熱や手間は分散される。


そんなことを想いながら、2種類を頼んだ。1種類ではブログになんて書く資格はない。


◇『NYスタイル デリチキンサンド』960円(+税)


◇『イタリアンハムチーズ ホットサンド』869円(+税)


沖縄への出発前にアメリカとイタリアの気分を羽田で味わうことを決めた。


空港だからだろうか、比較的早めに運ばれてきた2皿。


では、それぞれ一口ずつ――――――はい、共にドンピシャ38点。


期待していなかった想像そのままの味、というわけで満足は満足。


可もなく不可もなく、悪くはないが良くもない。


まぁ、空港での飲食店なんてこんなもんだろう。


しかし断言する。なぜこういう店が可もなく不可もない味なのか、ボクはすでに解明している。

結果、店が悪いわけではない。


本店などは味にこだわっているのだろうが、こういった支店、さらにホニャララ空港店となれば、客もそれほど味のクオリティを求めてはいない。


つまり、、、


①出店当初は頑張るシェフ


②ただ、良くも悪くも、「空港だし……」と客からのリアクションはなし


③全く関心を持たれないシェフのモチベーション低下


④必然的に味のクオリティも低下


⑤依然として、これから美味いものを食べに旅行に行く客からのリアクションはなし


⑥「なんだよ、頑張んなくてもいいんじゃねーか」とシェフ


⑦さらに味のクオリティ低下


⑧それでも「ま、空港だし……」と客のリアクションなし


⑨それでも店数が少ないので最低限の売上はキープできている


⑩手間をかけない最低限のクオリティが通例となり、シェフが変わっても味はそのまま


というわけで、得てして、アミューズメントパークなどの客数が見込める店舗はこの悪循環に陥る。

これは、どんなに凝っているアミューズメント施設でも同じだ。

店「なんか、っぽいヤツ食えりゃいいんでしょ?」

客「ま、っぽいヤツ食えりゃいいよ」

という、最低の相互理解。付け合せにキャベツの和物もあったが、ま、見た目通りの味。

とにもかくにも、ボクはアミューズメント店舗で50点以上のサンドウィッチを食べたことがない。

しかしいずれ、いつか、いやきっといつの日か、51点に出会えると信じながら、沖縄行きのJALに乗った。

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