2017年4月25日火曜日

本田圭佑は絶対に海外にいるべき


学生時代にある程度真剣にサッカーをしていた人なら同じだと思うが、やはりサッカーに関する動向は気になる。
 

ロシアW杯最終予選はほぼ通過するだろうが、それはそれとして。


最近は海外組日本人の移籍話が乱立している。

香川真司はドルトムントで調子を上げてきたが、以前の低調だったイメージが色濃く残っているらしく、残り少ない試合の中で現在の好調を、、、いや、好調以上の活躍を見せないとチームから放出される可能性も少なくないとのこと。
 

インテルの長友も、ここ2試合ほどは先発起用されているが、それは実力というより、サイドバックの人材不足であったり、最近失速してヨーロッパリーグ出場権もかなり厳しい状況の中、リーグの残り試合数の少なさからのご祝儀出場の見方もでき、ガゼッタ・デッロ・スポルトなどの大手を始めとする各紙が同じような内容を掲載している。
 

その中でもボクが一番気になるのは、夏にACミランとの契約が切れる本田圭佑の今後。
 

以前から移籍先に噂されているのは、アメリカのサッカーリーグ・MLSが有力だと言われている。
 

しかし昨日、スマホで何気なくヤフーニュースをスクロールしていたら、〈本田圭佑、Jリーグ復帰の可能性も〉なる記事を見つけた。
 

水面下でJリーグのどこかのチームが本田の代理人とコンタクトを取っているという。

ボク個人的な意見になってしまうが、本田は絶対にJリーグに戻って来てはいけない。
 

Jリーグが悪いと言っているわけではなく、本田は海外にいてこそ、最低限の〝本田圭佑ブランド〟を守れると思う。


Jリーグには申し訳ないが、海外に行った日本人選手がJリーグに戻ってくるということは、全盛期は過ぎたから、もしくは、通用しなかったから、と思われてしまう。


しかも今、本田は、腐っても、あのACミランの10番を付けている。

それはユニホーム販売の利益を始めとする日本マーケットへ向けた商業戦略であるのも事実だが、それでも、そこまでの見込みを持てる選手として、ACミランが2シーズンも10番を背負わせた事実と歴史は変わらない。

ACミラン史上最低の10番ともささやかれているが、そのささやいている奴に言いたい。

じゃあ、お前はACミランで10番を付けることができるのか? と。

ボクは真剣にサッカーに取り組んで、セリエAが好きでイタリアにサッカー留学に行ったことがある。

ユベントスやACミランの下部組織と合同練習をさせてもらったりもした。


そこで思ったのは、下部組織の中ですら、上手い人たちのプレーには日本人にはない超絶なアグレッシブさがある。

ボクも日本ではある程度は上手いほうとして行ったのだが、そのアグレッシブ さを初めて目の当たりにしたときは、正直ビビった。

ボールを奪取する勢い、シュートを打つときの強引さ、パスの強さ、パス&ゴーの速さ、何もかもが、ボクらも出来るには出来るが、どこかカッコつけたサッカーをしていたボクらは、その1プレー1プレーに賭けるイタリア人選手の野心みたいなものに驚いた。

そんな選手たちの一握りの、さらに一握りにだけ与えられる、栄光の背番号10。

恐らく、色んな意味もあるが、今後日本人でACミランの10番を背負う選手は10年は出てこないだろう。

99.9%、今年の夏にACミランから放出されるだろう本田。
 

移籍先は、セリエAの下の方のチームでもいい。出来れば、今中盤が手薄なサンプドリアかトリノ辺りに入って欲しい。


セリエAでの印象が悪いなら、イギリスのプレミアリーグでも……あ、遅攻の本田には厳しいか。なら、スペインのリーガ・エスパニョーラの下順位のチームでもいい。本田のテクニックを120%出すことが出来ればギリギリ通用すると思う。ドイツは日本人が多いのでやめてほしいが。

最悪の最悪だが、Jリーグに戻ってくるくらいなら、噂されているアメリカのMLSでもいい。

本田が世界で運営しているサッカーアカデミーの生徒のアメリカ人選手がアメリカU-17代表に選ばれたとのことだし。

そういえばMLSに行った有名な日本人選手はまだ聞いたことがない。

知っているのは、木村光佑とか小林大悟ぐらい。あ、遠藤翼も名前を聞いた気がする。

とにかく、本田は現役引退するまで日本に帰ってくるな、と年上なのでタメ口で言いたい。

本田圭佑ブランドは、海外にいてこそ海外相手に通用する。

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