2017年4月18日火曜日

初めて朝ドラをちゃんと観てみる『ひよっこ』



今日の放送で第14話だった。


2020年開催予定の東京オリンピックに向け、昭和39年の東京オリンピック開催前の日本の動向を、茨城県の奥茨城村で暮らす一家を中心に見せていくストーリーとのこと。

現段階で軸になっているのは、一家の高校生の娘・谷田部みね子(有村架純)の父、東京に出稼ぎに出ている実(沢村一樹)の失踪の謎を追いながらも、村では、みね子が幼馴染の友人たち(三男・奥澤祐希、時子・佐久間由衣)と東京オリンピックの聖火リレーに合わせ、村でもイベントとして独自の聖火リレーをしたいと奮闘する。

しかし実行するには、村の青年団を説得しないとならない。

青年団の団長は三兄弟の三男の兄、長男の太郎(尾上寛之)であるものの、太郎は三男のことを認めておらず、三男も太郎を嫌っている。副団長も時子の兄・豊作(渋谷謙人)であるが、太郎も豊作も2人のことはまだまだ子供だと思っている。

それでも3人は青年団を説得するため、自分たちで計画を立て、運営計画書を作り、青年団の会合に乗りこむのだが……。


14話までを観て、朝ドラは改めて凄いと思った。ボクにはとても勉強になる。

放送時間は15分。OPと予告を抜くと、およそ13分。
13分で毎回見せ場を作り、最後には次への期待をあおる展開にする。
それを週に5話。13×5=65分。

65分のドラマを書くのはそれほど難しいものではない。

慣れればいいのかもしれないが、ちゃんとした続きもので13分×5話を分けて書くとなると、難しさが10倍ぐらいになる。

それでいて、ちゃんと毎回面白い。

腹を抱えて笑うことはないが、微笑ましく観ることができる。

昭和39年頃のストーリーなので、ウチの母親も学生時代だったし、懐かしく観る人も大勢いるだろう。

ネットでも話題になっていたが、木村佳乃さん演じるみね子の母・美代子の泣き芝居も良かったし、14話での、三男が兄に直談判する芝居も凄く良かった。

少し話は反れるが、ボクも参加していたバラエティ番組に木村佳乃さんが出演してくれたことがある。カメラの前以外でも凄く元気で、打ち合わせでもボクらスタッフと気さくに話してくれた。

女優さんや俳優さんの中には、番組前の打ち合わせですらマネージャーのみで、本人に会うのはスタッフでも本番で初めて、という謎の人もいる。まぁ、プロダクションが必要以上に守っていることもあるが。

あ、そうそう、桑田佳祐さんのOPテーマも、ドラマの世界観とイメージそのままで素晴らしい。この人は音楽界に数名いる天才の1人だと思う。

民放のドラマは結構観る方だが、朝ドラも観てみようと思った。

早く実が見つかってほしい。……あ、それじゃ展開が続かないか。

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