2017年5月31日水曜日
嫁の妊娠22 ~安くて美味しいお米、見つけました~
以前もここで少し書いたが、妊娠21週目を突破した嫁の食欲がなかなか凄い。
知らない人が見ればそこまで食べているとは思わないだろうが、妊娠する以前よりも食べているような気がする。
お腹の体積、胃の体積は減っているはずなのに。
昨日の晩御飯は嫁が買ってきた豚ロースの味付けステーキと、モロヘイヤの味噌汁、そら豆とみじん切りゆで卵とハムをマヨネーズで和えたサラダ。
キャベツの千切りもたんまりと切ってやる。
基本的に、ボクが夕食時に家にいるときは、嫁が食材を買ってこようがメインどころはボクが作ることになる。
なぜかはわからないが、同棲のときからこの風習は続いている。
そんなわけで昨日も、嫁はサラダをチャチャっと和えて作り、ボクが豚ロースのステーキを焼く係り。
まぁボクは料理が得意ではあるので、美味しく焼ける。
そして嫁もそこまで料理が下手なわけではないので、調味料はマヨネーズだけのサラダも普通に美味しいのはわかっている。
そうして豚ロースを焼こうとした、そのとき!
米櫃の中のお米が、10粒ぐらいしかないことが判明した。
ボクら夫婦の買い忘れランキングでも、箱ティッシュ、トイレットペーパーに続いて上位に入るお米。
そういえばと、前回お米を炊くときになくなってしまった記憶が蘇った。
いつもの忘れるときはパスタなどで逃げることが多いのだが、今日はダメだ。
ボクは味付け豚ロースステーキを焼く気満々だし、嫁は渾身のサラダをすでに作り終えている。
「冷ご飯、温めて食べる?」
そう言いながら、嫁が少しはかなしげな視線をボクに向ける。
合図は受け取った。
「サクッと買ってくるわ」
嫁は何度か「ホントにいいの?」と引き留める素振りを見せる。外食のときにレジで財布を出すが払う気のない女子ぐらいバレバレだが。
ボクはチャリンコの鍵を手に取り、颯爽と駅前のセイユーに向かう。
食に対するこだわりは、まぁ、ある程度はあるほうだが、お米に対しては、大体どこのお米も変わらないと思っている。
セイユー辺りに売っていれば、一番安くてもそれなりに美味しいだろう、と、1670円の5キロを買おうとした……しかし。
ボクの特性と言うか、近くに同じようなスーパーがある場合、両店での値段と質を見比べるクセ。
歩いて20秒のところにイトーヨーカドーがあり、一旦は掴んだお米をそっと置いて向かった。
20秒後。
イトーヨーカドーのお米売り場に到着した。
そこで、ボクは少し驚いた。
基本的に、イトーヨーカドーとセイユーでは、全体的にイトーヨーカドーのほうが50円以上は高い。
つまり、セイユーで1670円のお米が一番安かったということは、それ以下はあるわけがない。
しかし、ボクの目に飛び込んできたのは、1580円(税別)『青森まっしぐら』だった。
こういう場合は、悩む。
普段はセイユーより高いはずのイトーヨーカドーが、安い。つまり、品質に問題があるのかもしれない。
以前、高円寺に住んでいるとき、1200円で5キロのお米を見つけて買ったら、ほとんどの米粒が砕けており、初めてマズいお米もあるのだなと学習はしている。
青森まっしぐらの袋の端っこから見える中のお米を確認する。
んー、まぁ、形は悪くない。
ボクは『小さな巨人』の長谷川博己ばりに自分の勘に賭けた。
買ってみよう。青森しまっしぐら。
もし失敗なら、あの高円寺のお米のようにボクが泣きながら食べ尽くしてやろう。
そう思いながら、レジでお米用のタダの袋をもらい、家に帰った。
嫁はボクの葛藤など知らず、テレビを観てケラケラ笑っている。
ボクの賭けに巻き込んでしまったのは本当に申し訳ないが、家族は運命共同体。
爆笑する嫁を横目にお米を洗い、早炊きボタンを押す。大体25分ほどで炊ける。
炊ける5分前から豚ロースステーキを焼き始め、炊き上がりちょうどに合わせる。
そして、いざ実食。
勘に賭けた責任もあり、嫁よりも先に、青森まっしぐらをまっしぐらに食べた。
―――美味いぃ! とんでもなく美味い!!
言葉では表現できないが、昨日まで食べていたお米と何かが明らかに違う。
――いや、ちょっと待て。賭けをしているというアドレナリンがそうさせているのかもしれない。
そんなことを考えていると、
「うわ! 美味しい!! 何、このお米!?」
ボクの舌は間違ってはいなかった。嫁が何のメリットもなくお米を褒めることは絶対にない。
コスパが素晴らしいお米を発見した。
1580円の青森まっしぐら。 良かったら皆さんもどうぞ。
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