2017年6月18日日曜日
嫁の妊娠36 ~二世帯住宅の期待と不安~
今日は日曜日。
嫁は23週目最後の日を埼玉の実家で過ごしている。
ボクが仕事だったので、姪っ子と遊ぶために帰った。
姪っ子とはアニメを見たり、子供番組のダンスを一緒に踊ったり、庭でホウキとボールで野球ごっこをしたりと、楽しい時間を過ごした。
そんな中、以前からボクと嫁で話していた、実家の土地に家を建てる計画をお義母さんに話したという。
ちなみに、お義父さんは単身赴任で名古屋にいる。定年退職はしたが、管理職として同じ会社で働いていて、月に2回ほど週末に帰ってくる感じ。
嫁が話すと、お義母さんは喜んでくれたらしい。
そして話していると、ボクら専用の家を隣に新しく建てる案と、全部取り壊して二世帯住宅を建てる案の2パターンでどうしようか、となっていた。
嫁の実家の土地は広く、3台ほどの駐車スペースを確保した上で、普通の一軒家が3軒は建つ。
お義母さんは、はっきりとは言わないが、二世帯住宅がいい雰囲気だった。
今のご両親の家は、2階にだけトイレがある。
お義母さんは、1階を広いリビングダイニングと寝室だけにして、トイレとお風呂を付けたいという。
1階で全てをまかなえるようにしたい。
そして2階と3階をボクら夫婦の住居スペースにしたいとのこと。
それというのも、土地は広いのだが、区画の規制で、家は一軒しか建ててはいけない、となっていると聞いた。
つまり、家2軒、という建て方はできない。
しかし現状では、お祖父ちゃんお祖母ちゃんが住んでいた家と壁を隣接する形でご両親の家、つまり嫁が生まれ育った実家が建っている。
1軒といっても、抜け道もあるようで、中心にある柱が繋がっていれば1軒と見なされる。
ということは、みんなが暮らせる大きな一軒家を建てればいいということ。
三女夫婦も家を建てたいと言っていて、そうなってくると、みんなでまとめて暮らせるデカい家を建てればいいんじゃね? と。
そういうわけで、おそらく二世帯住宅になる。
そんな話をしている嫁が、少し言いにくそうに言う。
「二世帯住宅になっても、大丈夫?」
ん? と思ったが、なるほど。
今の都内の家よりは行動に規制が出て来るとの懸念だ。
お義父さんも今は単身赴任だが、定年も過ぎているし、数年後には帰ってきて一緒に住むだろう。
嫁は実の両親なのでいいが、ボクは色々と気を使って生活しなければならないだろうな、と心配している。
だが、ボクに至っては、そんな心配は無用。
次女の姪っ子も近くに住んでいるし、我が子も生まれるし、三女だっていずれ子供を産むだろう。
その大きな家にみんなが集まって、ワイワイガヤガヤと、毎日が楽しく暮らせる。
楽しみで仕方がない。
もし、居づらいなぁと思う瞬間があったとしても、そのときは家ではなくどこかのカフェで仕事をすればいい。
大きい家となれば、それだけ費用もかさむわけだが、みんなで住むならみんなで払うから間違いなく普通に建てるより安く済む。
来月、お義父さんが帰ってくる段階で話して、具体化していこう。
いやー、楽しみで仕方がない。
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